賞味期限なし 100%果汁な私の物語

 

物語を語るなら
いたるところにサプライスを隠し
読んでもらえるまでの期待値をあげる

これは私の物語

そうであるなら
読み始まる前の私を
私に入れるよう期待値をあげるんだ

 

 

伝える方法が言葉だけではないよ
物語を読み進めることでも

私を食べてもらえる前に
下準備は欠かさない

例えばさ
どんなに高級な食材で
どんなに上手な料理人が作ったとしても
食べる空間がお粗末ならば
味は2流以下だ

例えばさ
どんなにおいしい豆で
どんなに上手なバリスタが
コーヒー立てたとしても
薄汚れたカップで出されたとしたら
味の質なんて区別がつかない

 

私は下準備を欠かさない

私を読んでもらえるために
そして理解してもらえるため

私の物語
例えるならそれは誕生日のサプライズ
喜んでもらえるための下準備

 

私はさ
欲張りなんだよ

どうせ食べてもらえるんだったら
予告編
そして期待度上げるため
プロローグ

だから
まずは下準備

ねっ
だからメインディッシュは取っといて
その前を楽しんで
最高は最後に取っとくものだよ

 

 

賞味期限なし
100%果汁な私の物語

 

 

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