変わる私感 1Room /The story of one girl
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[1Roomもう一つの視点 「平凡ピンチ」より]
私は少女のよう変わらなく
と
積み重ねはそれでも深く
私の魂に何層も時を重ね
未熟さをかき消し
憂い
熟した果実のよう
実をつけている
「私にもそういうときがあったわ」
「これからだよ」
なんて何も知らないはずの私が
そう答えている
無知と
純粋さ
謙虚である
そういった類の積み重ねが
あきらかに違う
若い果実に言葉を渡している
変わらないのだよ
君らと
年月は人を成長させる
そういうけど
明らかにあの頃と同じ
けれども
何かしらの積み重ねが
私の時間と重なって
わたしを
成熟させている
二つの歌
二つの愛
二つの私