撮影 bug’s
近頃迄良い作品はSNSに載せるのは勿体無いと思っていて、掲載を控えていたのですよ。
けれど最近Twitterである方が、
「以前作品製作は基本的に展示のみの前提で展開していたけれどそれは失敗だった。
どれだけ身を削って撮影しても、たった数日の展示で偶々来てくれたごく僅かな人たちにしか届かずに終わってしまう。それならばちゃんと残っていくSNSに掲載前提の作品を撮った方が良い。」
と仰っていて、確かに一理あるなと思って考え込んでいる。
SNSをタダで作品を見られるツールにはしたくないのだけれど、撮り手にとっても大切な作品なのに、載せもせず私の一存で温存してしまって良いものか?SNSに載せなければ今や「誰か」が見付けてくれる事など無いのだよなぁ〜と。
だからと言って矢張りタダで作品を見られるツールにはしたくないので、バランスを考え直すべきなのかしら?
話変わってメタバース。
近頃そんなものがあるらしい。
写真に関わっている人、特に作品を国内外問わず展示販売したいと思うならば無視出来ないものの様だ。
昔からのアナログなものが好きなアーティストにとっては色々と戸惑う話が多く聞かれる近頃だけれど、それでも貫くか、上手く両立させるか?を選択せねばならないんだろうなと思う。
何れにせよ、アーティストも大変な時代になったもんだと、興味津々で静観しているなぅ。
目の前で対峙している生身の人間同士だからこそ産まれるものが沢山ある筈なのだが…という考えも時代遅れなんだろうかね?
不思議な時代だー!