BSフジで放送している若手の現代美術家を紹介する番組ブレイク前夜というのがある。
たまたま見ていたら、わたしと同じ感覚を持ったアーティストさん(神戸博喜さん)
がいらっしゃって感動してしまったので、紹介させてください。
この方は花をモチーフに描いているのだが、”花ではない花”を目指して描いているという。
綺麗、美しい、カラフルといった固定概念を破壊して、自分だけの表現を再構築していく。
モノクロで緻密な線で描く花は、グロテスクな美しさで一度見たら忘れられない。
わたしの表現は神戸さんの緻密で繊細な絵画には到底かなわないのだけれど、感じているもの、感覚はすごく似ている気がして勇気をいただいた。
自分を貫くということは、言い換えれば万人受けはしないということ。
でも、自分が表現したいことを表現することにアーティストは快感を得るから、貫くのだと思う。