2022.8.2

 

見えなくなってしまうのは
目を閉じているからだよ、

瞑った瞼から溢れ出したその光も
君ならいつも、綺麗だと笑うのに

何処にも行かないのに
何処にもいないと肩を抱く
そんな影が見える

掌に触れない今も
想い手を添えるよ

君が、ふと
その風色を思い出せるなら

誰かのためを探さないでくれよ

2022/08/02

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