何気なく見ていたsnsで美しい花の写真とオールドレンズで撮られた見たこともない、幻想的な世界に出会った。
たまたま旦那さんが一眼レフを持っていたので、わたしもお散歩しながら近所に咲いている小さな花を撮ってみようと思ったのが写真をはじめたきっかけだったと思う。
その中でもコンクリートを突き破って咲く小さな花に心を奪われた。
その時のわたしには、その花々が人間社会に見えたのだ。
小さな花々は、同じ種類でも一つとして同じモノはなく、花同士がお互いを支えあっているようにも見えた。
とにかく、ものすごい生きる力のようなものを感じて、何度も同じ場所に通っては、この花たちを撮り続けた。
昨年、画家をしている父の個展の一角で、この小さな花々の作品をOur worldとして発表させてもらった。
若い頃、生きづらさを感じて、死にたいと思ったこともある。
写真という自己表現に出会って、だいぶ強くなった。
わたしが感じた小さな命の大きな力強さを、昔のわたしのように悩んでいる人に伝えたいという気持ちで、作品を創っています。
今までは主にインスタグラムで作品を発表していましたが、今回Haguさんに声をかけていただき、きちんとアーティスト活動をされている方々との交流の場に参加させていただけることになり、とても感謝しています☆・°