夏の瘡蓋

クソ暑い中、平日は毎日のようにバイトに行き、生活をちゃんとこなそうとして日々が過ぎ去り、平凡な夏で終わるはずが、今年はゴキブリコンビナートの本公演に出演していました。

福岡では放生会の見世物小屋のイメージが強く、初めて入った時の衝撃で、何処にも行けず何者にもなれないわたしたちは、こんなものが存在しているのなら東京に行きたいと叫んでいた、

 

公演を観る前にまさか出演することになろうとは…

 

photo:hope of the wanwan

 

連日の頭痛に悩まされ、疲れで動けなくなり、本番前に高熱が出ても気合いで乗り越えて、過酷さを一番体感したんじゃないかなと。結局は自分との戦いで、周りと比べたり、認められないとしても自分なりに頑張ったのは自分自身がよく分かっている。

楽しいばかりじゃつまらないし、生活だけではつらいし、つまってしまう。今までや去年ですごく感じていたこと。なにもないこと、なにも感じられないことが一番恐ろしいこと。これ以上こわいことは起こらないんじゃないか。狭すぎるキャパを越えても投げ出さず、解放できたらいいと思いながら。

 

 

暑さも痛みも苦しみも受けたけどそんなことすらたのしかった!!それが一番つよく残っているから大成功。

 

 

PS・こうねつがさがらないので、わたし いまだ悪夢をみつづけています。

夏はまだまだ終わらない。

 

 

 

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