賛美歌

 

誰にも救えない命もあるということ。約束事だけでは生き延ばすことのできない命があるということ。

救ってきた人間程、救えないと言う。救われてきた身からすれば、言い訳にも聞こえて少し寂しいような気もしてしまうけど救おうとしても救えるものでもなく、救おうとして救っているわけでもなく、また、救えなかった事実も確かに実在していてそれは果てのない現実的現実、ノンフィクション。

自分が自分を救えない人間は誰も救うことなんかできないって言葉だけが頭の中に遺っている。

強いとか弱いとかもうどうでもいいから早く逃げてって。

救える救えないとかそんなくだらないことずっと考えてしまうの

隔離された暗闇で

見えないものに怯えて

いつの間にか蝕まれていく

 

孤独な神様を独りにしないための賛美歌は人間には聴こえるのだろうか

 

 

 

 

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