私は周囲の視線から逃げることでいつも必死。
この社会で生きていく中で、周囲の視線というものは、
私にとって息苦しさを感じる要素でしかない。
「自分らしく生きることがモットーです」と
綺麗事を言うキラキラした人間は正直嫌いだ。
そんな人ほど、仮面を被って演じているのだと思うから。
たとえ自己の中で自分らしく生きている、と思っても、
気がつけばいつも気を張って演じている自分がいる。
だって、自分が思う自分らしさを出すと、
それを気に入らないと思った人たちが頭ごなしに批判ばかりしてくるから
それらをいちいち相手にすることがものすごく面倒だし
もはやそれを回避する為に演じているのだとさえ思える。
この面倒くさい世の中で、上手にのらりくらり生きていく為には
演じ続けるしかないのだと。
演じなくていい私は、いつになったら現れるのだろうか
今のところ、自身ですらも分かっていない。