Lipに重ねた幸せ

 

 

泡立てたmilkの膨らみ
グラスのリップに口付けて
まるで猫のように舌なめずり
泡ポチが唇んとこではじけて
なんだか甘ったるい

ほろ苦さや
甘ったるい思い出なんかも
このmilkの膨らみみたく
いつかは萎んじゃうんだよね

 

 

月日の速さはほんともうさ
味覚すらも変わっちゃうような
そんな例え

私自身の賞味期限
未来永劫なんだろうけど
もしも落ちてくなら醗酵して
熟成して
何世紀か先でも
味わってほしいよね

 

 

そのころにはキミもいないんだけどさ。

 

宙ぶらりん
遊んでても
頑張ってても

そんでさ
今なんだよ

ふらふら時間だけ過ぎてて
私は世の中の頑張りから取り残され
一人ワインのリップに口をつけている

 

 

今日が過ぎて
明日がくる

今はさ
ようやく周りの頑張りの置いてかれて
milkの味覚を取り戻したとこ

そんなちっちゃな幸せで
私が出来ていけばいいかななんて思ってるんだよ

 

 

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