2022.8.2

  見えなくなってしまうのは 目を閉じているからだよ、 瞑った瞼から溢れ出したその光も 君ならいつも、綺麗だと笑うのに 何処にも行かないのに 何処にもいないと肩を抱く そんな影が見える 掌に触れない今も 想い手 … “2022.8.2” の続きを読む

  遠くはとおく ちかくも遠く 流れる水を掴む 映る、ゆがむ手に 掬われた光を飲む こぼしたものも ちゃんとこの目に のこしているよ、 きみが思うよりきっと ぼくは なんにもないから ほんの些細なきらきらも い … “光” の続きを読む

海へゆく あなたは何のために 海へゆく なくすため 生み出すため 心凪ぐため 何処にでもある たったひとつに 何処にでも居られるはずの たったひとりの私を ゆるすため 海へゆく あなたはいつか 誰かのために 海へゆくこと … “海” の続きを読む