遠くはとおく ちかくも遠く 流れる水を掴む 映る、ゆがむ手に 掬われた光を飲む こぼしたものも ちゃんとこの目に のこしているよ、 きみが思うよりきっと ぼくは なんにもないから ほんの些細なきらきらも い … “光” の続きを読む

海へゆく あなたは何のために 海へゆく なくすため 生み出すため 心凪ぐため 何処にでもある たったひとつに 何処にでも居られるはずの たったひとりの私を ゆるすため 海へゆく あなたはいつか 誰かのために 海へゆくこと … “海” の続きを読む

  想い強くしたら 消えてしまうって 想ったはずの記憶が わたしの心の中に重なって いつか溢れるときには、 わたしを食い破って広がってほしい   なくなった私から零れる感情を 枝一杯に張り巡らせ、何処 … “生” の続きを読む

同じようで、歪に並ぶ日々は わたしの後ろ側にあって 同じようにある振りの日々は 私の目の前にいつもある   私が見ている景色は どんな一瞬も 無くなる筈と指を滑らす未来と               合間 手放 … “日” の続きを読む