光 遠くはとおく ちかくも遠く 流れる水を掴む 映る、ゆがむ手に 掬われた光を飲む こぼしたものも ちゃんとこの目に のこしているよ、 きみが思うよりきっと ぼくは なんにもないから ほんの些細なきらきらも いとしいと 拾ってしまうんだよ からだから はなれていく すきまの日差しも 知らないふりして 笑って、 綺麗だなぁって 言って。