“人は何故、恋愛や結婚をするのか?
それは「独り」だという「寂しさの感情」を
感じたくないため。”
と聞いたことがある。
その言葉を聞いたとき
私は「確かに」と思った。
人は皆、生まれてくる時は「独り」だ。
そして死ぬ時も「独り」で死んでいく。
生きている時は
「誰かとつながっていたい」。
Photographer 東 哲郎
家族、友人、恋人。知人。
自分をわかってくれる理解者。
自分が自分らしくいられる居場所や空間。
人は皆、「安心」がしたいんだ。
人が人と触れ合えば
幸せホルモンの「オキシトシン」が分泌され
「幸福感」「安心感」「リラックス」が得られる
という科学的な根拠もある。
だから「人とつながって」
「安心」がしたいんだ。
でも、不思議なことに
「人とつながって」いると
時には「すれ違い」が生じたりする。
ちょっとした意見や価値観の食い違いから
あんなに仲が良かったのに・・・
どんどん「すれ違い」が生じて
お互いの方向性が変わってくる。
Photographer 東 哲郎
挙句の果てには
「愛」が「憎しみ」に変わって
相手を陥らせようとすることさえもある。
また、どちらが「上」か「下」かと
優劣をつけたりもする。
Photographer 東 哲郎
「すれ違い」が修復出来ずにいると
最後は破局や別れが生じる。
それからまた時間が経過すると
新たな出会いがあったり
また関係が復活したりする。
そうしてまた「人はつながって」いく・・・
つかず離れすぎず、程よい距離感で
「人とつながって」いたい。
インターネットやSNSで簡単に遠くの人とも
「人とつながれる」時代になった今。
便利でもあるが、ブロックさえすれば
簡単に関係を断ち切ることも出来るので
「人とのつながり」が
「希薄」に感じることもある。
リアルもそうだがネット上でも
「人とのつながり」方をどう考え
どう扱うかで今後の人生が変わってくる。
更にコロナという全世界的な規模の問題の中で
「人とのつながり」をどう携えて
どう生きて、どう「在る」かが
今後の人生の課題になってくるのかもしれない。
全ては自分次第。
これからの「人とのつながり」
どうしていこうか?
Photographer 東 哲郎
「誰とつながり
自分はどうして生きていこうか?」