尾曲の猫は三丁目の角を二回曲がる

 

 

マンションに住む二代目ボス猫
ちなみに今は八代目なのだけど。
いやあ、ボス猫ともなるとこびないこびない
逆に他の猫に手を出していると威嚇されたりして。
もう何年も前になるボス猫、あえて名前つけるなら
そのままキジ
この動じないまなざしは
ごめんなさいといいたくなります。
さて、
尾曲の猫は三丁目の角を二回曲がる」
こちらはインスタのストーリーにあげてた
ご存じの人もいるかもしれない猫のお話。

今日は前書きとして
ここでつづるお話ができた経緯について
話してみたいと思います。

きっかけ

野良たちはほんとにいつの間にかいなくなる
突然、そしてどこを探しても見当たらない。
管理人さんが言った。
「猫は弱った自分が外的に狙われないよう
身を守るために誰もいない場所に移るのよ」って
そんな話を、どこか印象的に頭の片隅で覚えていた。

さてそれから月日は流れ七代目ボス猫
この子をブチと名付けよう。
だいぶ長く住み着いてたかな?
外で暮らしてる猫たち
管理人さんの猫たちに対する栄養管理
これが徹底されていて
夏はシャープに、冬はデブ猫に姿を変える。
特に冬は別の猫かと思うほど
デブ猫が駐車場を埋め尽くすわけだけど
まあ、可愛いったら。

そんなある日、ブチの様子がおかしい
あまり動かなく、毛もぼさぼさになっていて
管理人さんが
「ああ、この子もそろそろかなぁ」って
そんなある日の朝、仕事に行くときにブチの姿がない。
急いでたのもあるけど、
あたりを見渡せどやっぱどこにも
姿が見えない。。
仕事に遅れるのもあるので仕方なく
自転車でお店に向かうことにした。
最初の角を曲がるマンションの隅に或る植物の中に
震えながら丸まっていブチを見つけた。
「ああ、この子も…」
なんて思いながら職場へと向かったのだけど
仕事終わって帰った時にはもうその姿はなかった。

次の朝に、昨日いたはずのマンションのとこ
やっぱりいなくて….
ああ、あの子もどっかに行っちゃったんだ
って再確認させられた。

それで自転車でお店まで向かう途中
猫ってどこに行くんだろうって
だって野良が老死して横たわっている
姿なんて見たことないから。
そしたらね
頭の中の映像は、そのブチの後ろ姿で
よぼよぼ歩きながらどこかに向かっていて
猫目線のアングルで、
いつもの住み慣れた風景を背景に。

そして人ごみの街中にある
スクランブル交差点の歩道を

人ごみにまぎれながら消えていってた

猫は死ぬとどこに行くのだろう?
その疑問がさ、後ろ姿のブチが自分になって
その場所を探している。
この時の孤独はなんだか自分と重なってね
そしてら、自分は、あっ、猫ね
人間になってその人ごみの中に消えていった。

人間になる話を書こうって思って広がった
きっかけ。
これはインスタに書いてないネタバレ的なお話。

そしてこの前書きは、また今度
インスタのストーリーにアンケートまで取ってるか
そんなことを含めて書いていこうと思う。

とりあえず、だいぶ先
アングラで書く猫のお話。
インスタではこれからが本編
なのだけど、温めていたいたい展開なので
今はお休みさせてます。
いつかここで書くので読んでやってください。

 

「尾曲の猫は三丁目の角を二回曲がる」

余談
と、言ってもかなり自分の中では重要な話。
僕のとりあえずの先の夢は映画を撮ること
なのでこのビジュアルが妄想のように
どこかへトリップさせる。
そして、その物語に対して重要なものがBGM.
これはかなりのとこを占めてるわけで

でね、この話を作るときにもイメージを固める。
あう曲をね。
そして、この物語の重要な音楽

猫の後ろ姿を追ってくカメラワーク
この時にかかる曲
これは物語読むときに頭の中で流れててほしい
そして、いつか映画化したときに使ってもらうんだ

 

そしてハッシュタグはやっぱり
やっぱり猫が好き だよね

 

「尾曲の猫は三丁目の角を二回曲がる」への3件のフィードバック

  1. hagu様

    haguさんの延長線上に、映画制作の夢があったとは驚きです。素晴らしいですね、知れて良かったです。
    猫は亡くなる頃ふっと姿を消すというのは、なんとなく都市伝説的に思っていたのですが外敵から身を守るという理にかなった、生き物らしい理由だったのですね。管理人様の栄養管理が徹底されてるところがまた凄い、その管理人様、素敵な方ですね、興味あります。
    途中で自分なのか、猫なのか判らなくなるような前書きが凄くて、ショートトリップしてしまいました。とっても面白かったです。いつかの本編も楽しみにしてます。

    ユーケス

  2. 泣けます(;ω;)
    もう、イメージが伝わりすぎてわたしの脳内でも映像化できています。

    音楽がまたいい。
    めちゃくちゃ合ってる‼︎

    映画化されるの楽しみにしています。

    100万回生きたねこっていう絵本があるんだけど、その本のイメージとも重なりました。

    1. ありがとうございます
      温めてる話なんです
      そう言ってくれるうれしいです
      ちなみに絵本大好きで
      その本持ってます。
      絵本好きとしては必ず持ってる一冊ですよね

      そして
      やっぱり猫が好き
      ハッシュタグお邪魔しました。
      せっかくなんでみんなこのタグで
      こみゅりたいですよね
      猫好きは🐱

マイ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA