卒業式と葬儀が重なったとひとつ前の投稿であげたが、わたしは考えにかんがえ、曾祖母の葬儀に出ることに決めたのだ。
コロナの影響で校舎内での卒業式となった。am9:30まだみなが集まる前に、卒業式のために用意した服を着て学校へと行った。卒業証書を受け取り、車を約一時間走らせ葬儀に滑り込んだ。
祖母が亡くなった3/5から3/9まで、只管、ひたすら泣き喚いた。みなと卒業式に出たい。曾祖母とのお別れをしたい。後悔をしたくない。三つの想いが混ざり合い、打ちのめされそうだった。色んな人に相談をしながら、わたしは答えを出した。
母や妹にブログの話をした。たまたまだったらしい。曾祖母が亡くなった日、二人は仕事と学校が休みになりお見舞いに行ったそうだ。元気そうな顔を見て家へ帰宅し、その直後、曾祖母は亡くなった。そして親族の関係でわたしの卒業式でもある3/9に葬儀は執り行われることになった。
異例だが、ご好意で卒業式の服装のままわたしは葬儀に参加することになった。成人式の時も施設に振袖姿を曾祖母に見せにいった。きっと葬儀が3/9になったのは意味がある、その場のみなの意見の一致だったらしい。
曾祖母のサファイアの指輪を貰った。亡くなるまで小指につけていた細身のリングも。指が太い人だったので、わたしの人差し指でも緩いほどだった。生きていたのだな、と思った。
何も、なにも後悔はない。
愛情深く、大好きな曾祖母に安らかな眠りが訪れますように。
後悔の無い選択が出来たのなら本当に良かった。
正確にはきっと全部にきちんと出たかっただろうけど…
偶々あの日だった事にもきっと意味がある筈。
私にとっても忘れられない日となりました。
きっときっと意味があります。
お話聞いて頂きありがとうございました𖠚ᐝ