夜 小さな窓から
空見上げて 放つ
言葉 星屑に変え
月との距離を計る
心の中 積る日々
沈黙に代えた言葉
変える度に近づく
繋がりゆく月の路
モノトーンに滲む
文字の星屑 白黒
双極際立つ度刹那
余りに綺麗で 涙
涙はまるで修正液
その様に 言葉を
文字を溶かしゆく
溶け逝く 月の路
月の路は 夢の路
涙を流すは 終焉
月か涙か…選ぶは
だれも、知らない
夜の空は 只 広く
月は 只 白く白く
言葉を空に並べる
(私の)
頭上に在るばかり
10年前くらいの、私の思考。
何が変わっても、ずっと変わらない気がするよ
たまに立ち返るの