同じようで、歪に並ぶ日々は
わたしの後ろ側にあって
同じようにある振りの日々は
私の目の前にいつもある
私が見ている景色は
どんな一瞬も
無くなる筈と指を滑らす未来と
合間
手放したくないと願う愛しさの
瞬きすらしたくない
瞬きの分だけ切りとって
レンズ越しから見る君、なんて
本当のことが見えていないかも
そんな思考も全て理解してでも
いつかは、私と一緒に無くなる
私の後ろ側へそっと並べていく
一つだけの想いと
溢れてなくなりそうな
数多の願いと、悔恨と、
全て深い傷にして
歪にしていくんだよ。
同じ振りで私だけを置いていく
ずっと見えていた安寧と憂惧
いつか無くなるいつもの日々を
知っているから私の物にして
残される破片の中散りばめ
無くしはしない
私も、いつかの君も。