生 想い強くしたら 消えてしまうって 想ったはずの記憶が わたしの心の中に重なって いつか溢れるときには、 わたしを食い破って広がってほしい なくなった私から零れる感情を 枝一杯に張り巡らせ、何処までも広がり 葉をつけ、大きく息をしたなら 想いを花に、ことばを果実に 君が思い出す事があった時、 一人にならずに側にあるように いつでも、そこに在るように。