薄汚れたシャツを着た私のお願い

 

 

 
こうなりたい人になりたい
こうありたい自分でいたい

そんな風に思えて
幾つもの駅を通り過ぎてこの街にたどり着いた

だいたいどれくらいの年月や距離を
通り過ぎてここまできたのだろう

あの頃の自分は今の自分を褒めてくれるかなぁ

ちっとも変わらないこんな私に
他人だとしたらどんな人だって思うのだろう

自分に厳しかった私は
今の変わらないヘンテコでちっぽけな私を
どんな人だって思うのかなぁ

駅の数だけ朝明けの数だけ
たくさんのあなたに出会ってここまでこれた
あたしはなんだかへんてこで
ちっちゃな奴になってしまいました

雨の分だけ雷の数だけ
真っ白なシャツはボロボロになって薄汚れてしまったけど
相変わらず傘が嫌いな私はそれでもやっぱりびしょ濡れで

でもね でも
傘をかけてくれる人がいました
寒くないって服を貸してくれる人がいました
誰よりも強いって一人でやれるって思ってた私は
こんなにも助けられていて
人に優しさをかけてくれる人が
たくさんいることを知りました

なんだか駅の数しか知らなかった私
少しだけ今の場所が見えるようになりました

あのね
あのね
今はちっぽけでも良いと思う
ごめんね
あの頃の私なら怒るだろうけど
それでもみんなの大きさを知りたいって思う
今の場所から大きな空を見ていたいって
少しだけ足止めてこの空を見たいって

 

大きなわたしへ

ちっぽけなわたしより
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_薄汚れたシャツを着た私のお願いより
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学生んときにさ
好きな女の子含めて4人で遊んでたわけ
そしたらさしばらくしてから
その遊んでた中の友達が好きでないほうの女の子が
自分のこと好きらしいから
ちゃんと返事してあげなよって言われたんだけど
自分的にはなんも言われてないからそのまま遊んでたんだよね
そしてら自分はひどい奴だって学校中の噂になり
自分が好きだった子は俺に手紙とかくれてたんだけど
それ返してって、、、
即答であれは自分がもらったやつだから返さないって答えて
しばらくしてから引きこもり
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働いてるとこでさ
歳離れた新しいスタッフ入ってきてさ
二次会終わった時に
彼女と喧嘩して大変なんで電話変わるんで
フォローしてくださいって
自分と自分の同僚に言われたんだけど
自分あって間もないしその彼女のこと知らないから
変われないって答えたんだけど
同僚は二つ返事で変わってありもしないフォローしてた
同僚と後輩はそのあと大の仲良しになって
同僚がお店出すときについていった
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お店任されてるときにさ
ほかの店舗の店長が結婚することになって
って報告をお店のミーティングで集まって
話したんだけどそいつが友達いないんで
友人代表は自分がしてあげてみたいな流れになって
いやいや、仲が悪いわけでないけど
そもそも知らないし、絶対に無理ですってかたくなに断った
結局ほかの店舗の店長がやることになったんだけど
まあやっぱり二人は仲良くなった
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結局自分が変わりもの?だってことなんだけど
その当たり前が嘘に見えてね
泣いてる女の子見たら事情も知らないのに
慰めて同情して、そしてそれがいつの間に広がってたりしてさ
まあいいんだけど、しょせん変わり者だから
だから変わり者には嘘に見えるわけさ。
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君の言葉で詩を書いてる
それは僕が書いてるのだけど
きみのことばであって
そしてけれども僕の言葉
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なんでそんな風な言い方してんだろうって
自分でも漠然だってんだけどね
先日、マイさんと夏。さんからコメントもらって
それでそのあとに二人のブログが上がってたわけです。
それ見てちょっと感動してしまった。
そしたらねなんだかちょっとわかったわけです。
君の言葉ってつけた意味が
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誰にも媚びず自分のこと全うしてる人の
作品や言葉は
なんだか自分のごとに勇気をもらえるって事
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誰かに向けるのでなく
自分に向けることが
何かに、誰かに自信を持たせてくれるって事
みたいなね
,
だからね
これも君って言うボクが
ボクに向けた
君の言葉ってわけなのです。
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このブログもだよ
ボクがボクにむけた気づきのnoteってわけです

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