「とおくまで飛びたいと思う
高く、そして遠く」
ジョナサンに見る飛行術は自身のものでありました。
そして第二章は
受け継がれた者たちの物語でありました。
「私がうまく飛ぶことの
身に着けたあらゆるすべは誰かのためではないのだよ」
そうジョナサンは鳴いているように思います。
孤高であることは孤独との隣りあわせ
それは選ぶことではなく宿命に似たもの。
そんな気がしています。
私の好きな者たちは学ぶものではなく
常に自分の中から進化するもの
たとえそれが
たどたどしく不器用なものでも。
もう何年かぶりに私は巣作りです。
高く飛ぶために空を渡れるように。
穏やかに。