ism/01

[雨降りに君の残り香]
君に見た雨降りの物語より

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明け方まで語り合う誰かとの時間に
自分のこと
整理して
少しは
私って存在理解できたかなと
自己完結なのだけど

君の気持ちは
知るよしではないかって私

夜は少しだけ
私の中にいるどれかのほんとで
話しているから

 


だからそれは
現実には演じきれてない

私の一部

私も
君も
憶測や推理に似たピースで

あなたってパズルを
組み立て
存在を認識しようとしているんだ

 

 

 

____雨降りに______

 

ベランダの柵越しに響く雨音
眺めながらって
これって聴きながら?
雨を見ているよね

って思う。

そんな雨の日に
ずぶぬれになるTシャツを
思い出したりしている。

「心地よいものだよね」

なんだか手広げて全身で思い切り
雨を受け大きく口開けて雨飲み込んでさ
洋服全部脱げたらもっと
雨を感じられるのにって、
それってさ
絶対誰もいないとこでないと
可能ではないのだけど…
そんな想像なのか妄想なのかってのを
考える私はやっぱだいぶ変わりものなのかな
なんてこれくらいのことでも思っちゃう。

 

雨降りに踊る女の子の映画や
衣服を脱ぎだして乱れ合う映画に
自分の妄想を繋ぎ合わせて
私の世界観は私の中で
広がり続けている。

 

 

 

女の子が
カメラを向けられたときの
表情というものは
たとえ小さな子であっても
あきらかに男の子のものとは違いうもので
それは同姓でない私にとっては
知るすべもないことで
そしてその視線は
私に向けられたものでは
決してないということだ。

 

だからこそ
明け方までの電話のように
君と語らって
君の妄想のパズルをつなぎ合わせ
私の中で出来上がる
君って別の存在を作り上げ
私の物語の一部にし
君へのオマージュとしている

model/mariko

 

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