hagu付2023

きれいごとがはるか遠くです
穏やかな木漏れ日に光も鳥の声も
もうだいぶ長い間汚れている私は
ほんとに汚らしくペテン師の仮面をかぶり
きれいごとをつぶやいていました。

うそつきのよのなかでは
それも少しありのように思え
私自身の言葉で
自分自身を救っているようで
どこかリアルのとこから
逃げていたのかもしれませんね

世の中の人がもう少し粗雑で傲慢で粗野で薄情で
実直で武骨なものであったなら
傷つくことはあれど
そもそもペテン師である必要はなかったのかもしれません

よのなかや誰もかのホントは必ずしも私の真実にはなりえなく
それはどこかの国の教本かのようどこかしら押し付けで
なんだか私の中の真実を見えなくしてしまっています。

そしてもの
この4年余りがそんなことを
自分自身のペテン師たる所以を
まさに投げかけられたのかもしれません

このリアルに生きることは
誰かに対する救いの言葉ではなく自分自身に
救う言葉で
それは少しでけ
不器用で無粋で醜くも
ちゃんとさらけ出しながら
生まれる言葉であるべきだと
そう思っている次第なのです

願わくばここで書いたものたちが
後に読み返した時も
かく語ってないよう願います。

 

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