撮影 hagu_umithuki
この撮影をした時に、haguさんが仰ってた事が頭に残っている。
「通常ならモデルさんの内面にも寄り添って撮りたいって思うけど、圭子さんは撮れない。」
それを聴きながら、「そうだろうなぁ〜…」と、ぼんやり考えてた。
というのは特に相手がhaguさんに限った事では無くて、恐らく誰が来ても同じ事だと何故か思う。
そしてきっと撮影に限った事では無い様にも思う。
あれからまぁまぁ時間が経ったけれど、何故「そうだろうな」とあんなに自然に思ったか?って事の答えが自分でも見出せていない。
凄く大切な事の様な気がしているのだけれど。
私はまだ奥底にパンドラの箱を持っているのか?
それとも自身の感覚の通り凪いだ世界に居るのだろうか?
そして個人的には別にどちらでも良いと思っている所も何となく面白い気がしている。