何かを生む前に手繰り寄せる わたし自身 誰かが言うほどきれいじゃない 私が思うほど汚れていない それは分列したもう一つのほんと それ … “手探りで手繰り寄せる私だけの真実” の続きを読む
#夜明けに読むコミック雑誌
2分の1のセルロイド
気持ちを渡すとちぎれてくから カギをかけて閉じこもる 無理してこじ開けた部屋 君はもう空っぽ 窓の光が心地よいよ これは私のもの 君のな … “2分の1のセルロイド” の続きを読む
自傷肯定 感傷否定
届けたいのは誰かじゃなく自分 苦しんで終わる未来じゃない 痛みになれ 痛みにおぼれ まどわされだまされる自分自身 人を憎む代わりに捧げるよ 私自身 世の中は偽善 偽善 偽善 感傷 そして見下し … “自傷肯定 感傷否定” の続きを読む
Situation
春休みが長くなった分 新学期はすぐにやって来ます まだ見たこともないあの子と 喧嘩できる友達と 新しい物語が始まります。 お元気ですか? こんなシュチエーションが あの頃を取り戻して少しでも元気になれたら なんて &nb … “Situation” の続きを読む
白百合の花
世界の終わりに白百合の花を摘んで 君の墓石に飾るのです 僕の世界が残酷なら一度は滅びろと願った世界 もう戻れないと知った孤独は なんともまた残酷な願い 世界の終わりに白百合の花を摘んで 残った … “白百合の花” の続きを読む
美しさno残像
美しさno残像 iruわけのない けれどそれも itaあかし 美しさの形は 現実も幻影も すべてが等しく 相まじわる 光と影 心の色 & … “美しさno残像” の続きを読む
獏
喜びのある時に 苦しみのある時に 日記のように綴り ぼくだけに見える景色も 君に見る景色も これは綴りの連鎖 そう、まるで獏みたいに っていうと聞こえが良いけど 人の夢食って生きてんですよ 獏って言えば聞こ … “獏” の続きを読む
はるほうし
そうだもん 変わらないことに喜んでいながら 変化を期待して 新しい何かを待っているのは きっとこの風のせい 見たことのないものも あの時落としていったものも ぜんぶ ぜんぶ 訪れる そんな気がしている &n … “はるほうし” の続きを読む
有機交流電燈
鉄道線路の横に並ぶ有刺鉄線 守られているのか 隔離されているのか 電車の音が 運ぶ先は 引かれたレールの上ではなく あの有刺鉄線を超えたところ 僕らが自由だと思いこんでる 空には張り巡られた電線たち &nb … “有機交流電燈” の続きを読む
ぜんぶ
すべてを想って すべてを理解して それは私ごとなのです 君の苦しみをすべて理解など できているわけがないのに どうしようもない笑顔で 君をむかつかせ 君を怒らせ それが現実にあるわけです 片思いだけならよかった 君を想う … “ぜんぶ” の続きを読む