猫は人にどう見られるか気にしていないので、ジャンプを失敗して転んでも何食わぬ顔でスタスタ歩いていってしまう。 お腹が空いたら餌を食べ、遊んで欲しいとスリスリしてきたくせに飽きたら寝てしまうか、ほっといてくれと不機嫌になる … “猫に学ぶ処世術” の続きを読む
詩/小説
イノチノイロ
昨日は愛猫レオンの去勢手術でした。 簡単な手術とはいえ、わたしに似て内弁慶で臆病なレオンが、一人で頑張れるのかという不安と去勢手術をすると性格が変わってしまうという不安でモヤモヤいっぱい。 この寒桜はレオンの手術を待って … “イノチノイロ” の続きを読む
薄汚れたシャツを着た私のお願い
こうなりたい人になりたい こうありたい自分でいたい そんな風に思えて 幾つもの駅を通り過ぎて この街にたどり着いた だいたいどれくらいの年月や距離を 通り過ぎてここまできたのだろう あの頃の自分は 今の自分 … “薄汚れたシャツを着た私のお願い” の続きを読む
光と影と過去と未来と現在
世界がほんとに変わればいい
世界がほんとに変わればいい 君のためにだけ世界はほんとに変わればいい 君にある痛みがすべて移ればいい 君以外のすべての人に移ればいい その痛みは受け入れるから その苦しみはこたえるから 君のもとから やつら … “世界がほんとに変わればいい” の続きを読む
空間
ゆめのあいだになる
君が夢見る時間の隙間に 雪を積もらせ 眠りにつかせている 冬の間に積もらせた夢の形 枝分かれして 雪解けの時に顔を出す 夢の樹は いくつの実を着けているのだろうか なんてね 誰か … “ゆめのあいだになる” の続きを読む
ココロの色
わたしは心を描いているので あんまりにも綺麗な色ばかりだと 自分が嘘つきに見えそうで そわそわしてしまう そこで 他人にわかるかわからないかの くすんだ色をこっそり足す術を 覚えたんだ するとわたしの心が こっちのがしっ … “ココロの色” の続きを読む
Tears
ごせんしにのらない音
てのひらにのこる水の音は こもれびをうけて かざした手は賛美へと変わるよ 見えるものだけがすべてではなく 触れているだけが存在ではないのだから この光も この水の音も ざわめきも 神様がゆうんだ 歌いなさいって 喜びも … “ごせんしにのらない音” の続きを読む